ずっと気になっていること
日記とか作品の感想とかそういうものではないのですが、5年以上ずっともやもやと抱えていることがあるので、吐き出しがてら記事にします。
私は外に出るのが億劫です。
単純に家で過ごすのが好きというのもありますが、外に出るのがストレスだからです。
ストレスの原因は物理的なものではありません。
どうしても払拭できない思い込みがあるからです。
すれ違う人全員に視線を向けられているような感覚があります。
よく視線を向けられる部位は、顔、手元、足元です。
なので、前を向いて歩くことができません。怖いからです。
下を向いていても視線を感じます。
視線を感じて不安になると、周囲から聞こえた笑い声がすべて自分に向けられているように感じます。
また、会話の内容が断片的に耳に入ります。
内容は悪口です。
とっさに自分と結びつけてしまいます。
あとになって、はっとします。自分のことではないと気づきます。
気づくというより、自分に言い聞かせます。
他にも、自分の考えていることが周りにもれているような感覚があります。
周囲の人が私が考えていることに対してリアクションをとっているように感じます。
無意識に口に出しているのではと不安になり、必死で口をつぐみます。
それでもなくなりません。
これらが自分の思い込み、妄想であると頭ではわかっています。
視線を向けられたと感じて顔を上げると、その人はスマホを見て歩いていたこともあります。
聞こえた悪口に耳を傾けると、全く違う言葉だったこともあります。
誰かに相談すると「他人はそんなにあなたをみていない」と励ましてもらえます。
ネットで解決法を探すと、「自意識過剰を直せばいい」とでてきます。
自分自身にも「自意識過剰なだけだ」と言い聞かせます。
それでも不安や恐怖、惨めな思いをします。
実際に見えたり聞こえたりするからです。
何らかの症状なのではないかと疑いました。
ですが、今は外に出るのが億劫なだけで、外に出ることはできます。
学校にも行けます。アルバイトにも行けます。
日常生活に支障をきたしていません。
だから専門家には相談していません。
悩み始めたのは高校生の頃です。
学校の中で馬鹿にされたり、悪口を言われたりする場面が何回かありました。
また、私は課題も勉強もまともにしておらず、部活や人間関係もうまくいっていなかったため、自分を駄目な人間だと認識していました。
それからです。聞こえた悪口が自分に向けられたものなのか、聞こえたと思い込んでいるだけなのか、区別がつかなくなりました。
徐々に人から見られている感覚も生まれ始めました。
思考が読み取られている感覚が生まれたときは、自分の様子から考えていることがばれているのだと感じ、授業中は教室を出たくてたまりませんでした。
つらかったので、自分の世界に没頭しました。
自分の世界で生きているうちに、現実を生きる自分自身を見失うこともありました。
今は以前ほど苦しい思いはしていません。
ですが、いつまでたっても思い込みは消えません。
ずっと自分に自信を持てないままでいます。
さっきも触れましたが、これは私の自己愛の問題なのかもしれません。
いつまでたっても自分中心の思考から抜け出せない幼稚さが生んでいることなのかもしれません。
それでも、私にとっては実際に起こっていることです。
通りすがりの人の視線はこちらを向いて見えるし、自分への悪口も笑い声も聞こえます。口に出していない思考に対して、周囲の人は反応します。
だからどうというわけではありませんが、
どんな時でも、自分の悩みを馬鹿にしたりくだらないことだと考えたりせずに向き合おうと思います。
そして、今までこのことを打ち明けたとき、共感的に受け入れてくれた人を大切にし続けようと思います。
私の話に耳を傾けてくれてありがとう。
いつも救われています。
おわり